ひとめ惚れしたマグカップの話。
朝晩の冷え込みと日中の温度差で、鼻水が出始めたYOSHIDA LIFEです。以前少しだけ紹介しかかった陶器のご紹介が遅れました。
そもそも、食器って一度買ったら変えるきっかけって難しいですよね。壊れたりするのは、そうりゃあきっかけです。
僕がこのカップに変えたきっかけは、
ひとめ惚れです。
それ以外はないのですが、このコップを置いたリビングのテーブルを眺めていた時、こう思ったのです。
「なんか、ゆったりとした生活をしている気分になっている。」
飲んでいるのはドリップですらない、インスタントコーヒーなのに。
そのときは収入もほとんどないのに。
そのとき思ったのが、日常で使っているものを変えることで、普段の気持ちが変わることもあるんだなあ、と。余裕があるから良いものを選ぶ、のではなく、良いものを選んだら余裕がでた、そんなことを感じました。
そんな感動を頂いたのが、京都の平安楽堂のマグカップ。
薄い口当たりが心地よく、取っ手の形のおかげでしょうか、軽すぎない持ちごたえが特徴です。
カップを逆さまにして釉薬(ゆうやく)をほんの少しつけることで、垂れた仕上がりになる独特の内側のデザイン。
本来その工程の時に指をひっかけるためにある、カップの足の部分を特別にすべてのデザインにつけていただきました。
そのため、スタッキングマグのような仕上がりになり、オリエンタルな文様と相まって、ヴィンテージアロハシャツのような独特な印象を受けます。あくまで僕の個人的な感想です。もう、親バカ状態かもしれません。
以下デザインとそのデザインが持つ意味が3種類ありますのでご紹介します。
網目文様マグカップ ¥2600 + tax
網の文様で網漁にちなみ大漁文としての縁起、また延々と続く血管に見立てて健康の願いを意味する文様です。古く江戸時代に流行した文様です。
ハニカム柄が古い印象を感じさせません。
麻の葉文様 ¥2600 + tax
麻はまっすぐ茎が伸びることにちなんで、こどもの成長の願いを意味する文様です。
角でデザインされた文様は、幾何学模様の印象も受けます。
花青海波 ¥2800 +tax
綺麗な青が印象的なマグです。穏やかな水面に浮かぶ花にちなんで、平穏な生活の願いを意味する文様です。
しつこいようですが、ひとめ惚れです。ぜひ、実物を見にいらしてほしいです。
それでは、おまちしております。
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